海外駐在中の生活、金銭的にも余裕があって、趣味や習い事などの好きなことをして楽しい日々を送れているはずだった。
充実している生活のはずなのに、まだどこかで満足しないような、モヤモヤが解消されないような感じがすることはないでしょうか。
私も駐在経験があり、ヨガや語学を学び始め、週に1度の楽しみとして通っていましたが、それでもどこか心が満たされない感覚がありました。
自分軸で居られる時間だけでなく、「自分が主体の場」を探してみましょう
「自分主体の場」とは、「自分」で何かをし、その「結果」がついてくる事です。
例えば、自分で資格取得を目指し、その結果合格できた。自分で仕事をし、その結果収益が生まれた。などです。
自分軸でいられる「自由」ともいえる時間は、楽しくて幸せを感じます。
楽しいことだけをする生活は、出勤する必要もないし、時間に追われてタスクをこなすこともない、仕事のようなストレスに晒されることとは無縁です。
しかしながら、ストレスがない反面、達成感も味わえないのです。
習い事や趣味の楽しい時間以外、自由な時間があったら「今日は疲れたからゆっくりしよう」「ドラマを見て昼寝をしよう」というような日々を過ごしていると、罪悪感ともいえる空虚感を感じることもあるかもしれません。
もしも「自分が主体」な事があると、自分がやったことに対しての結果がついてくるので、自然と自己肯定感も上がり、生活にメリハリもでるでしょう。また副次効果として、会話での主語が、「〇〇さんがね、、、」というような他人と比較するような話ではなく「私は〇〇できた」「私はこう思った」というようなことが増え、自分主体でできたという満足感も得られます。
小さな目標を立ててみよう
そこで、「少しだけ頑張れること」「小さな目標」を考えてみませんか。
例えば
・語学勉強をしているなら、資格にチャレンジしてみる。
・帰国後に、その国で学んだお料理を紹介したいから、毎晩の夕食で料理を極めてみる。
・ダイエットで3キロ落とすために、毎朝ジョギングと筋トレを取り入れてみる。
・海外の方に日本文化を紹介するために、日本の文化をオンラインで学び直してみる。
など、何か「目標」や「目的」がある事が良いです。
また、ルーティーンを確立できるものであるとよりよいです。
ルーティーン化し時間管理ができることで、集中してタスクを完了でき効率も上がるからです。
「いつでもできる」環境にゆだねてしまうとダラけてしまうのが人の本能です。
さらに、ある程度のスケジュールを立ててみるのもオススメです。
(今週はここのタスクまでやる。今月は〇〇をマスターする。などの厳格ではなく大まかな設定でOK)
収入の有無は関係ありません。あくまでもベースは「自分主体で、目標達成を目指せること」です。
自分の思ったことをやってみて向いていなければ方向転換もできる、何度でもやり直せる、マルチタスクで行うのも良い、駐在の時期だけは伸び伸びと何事もチャレンジできるのではないでしょうか。
単に楽しいだけではなく「目標」とするものがあれば、「自信」にもつながっていくことでしょう。
また、目標を持って「経験」したことは、人生の「財産」になるはずです。